36歳から7年間、O脚矯正施術者としてO脚矯正・骨盤調整・全身の筋肉マッサージ、関節の可動域を広げるためのストレッチに携わる。この頃から“美容と健康”が自分の人生のテーマであると、感じ始める。
その後、波動測定士を経てフェイシャルエステ技術を習得し、サロンでのお客様への施術をするかたわら、講師としてフェイシャルエステ講座を担当するようになる。
自らの不調体験から“美容と健康”というテーマを追求するべく、リンパテラピーと筋肉トリートメントを学び、それまでのフェイシャルエステにリンパを取り入れた「リンパフェイシャル」と、ボディトリートメントの「リンパボディ」をサロンにて行うに至る。
美容と健康の仕事に携わって17年の経験をもとに、ヒューマンタッチリンパスクールにおいて多くの受講生を教授する日々である。
私は30代後半から、挙げてみればきりがないほどの身体の不調に悩まされていました。
これらの不調に悩まされ、いろいろな病院に診察も受けに行きましたが、西洋医学では病名が付きません。さまざまな民間療法も試してみました。それぞれに多少の効果はあるものの決定的なものにはめぐり合えず、悶々とする日々が続きました。
そして40代半ばになりふと周りを見ると、自分と同じように苦しんでいる人がたくさんいる事に気づきます。この方たちも悩み、苦しんでいる…。
女性としてまだまだこれから…という時に、体調がすぐれないために笑顔がなくなっている…。
私もこの方たちも、もっと美しく健康的に人生を楽しまなくてはいけないのではないか?という沸々とした想いが込み上げてきました。
すでにフェシャルエステテシャンとしてお客様を持っていましたが、お客様の中には身体の不調のためにいま一つ内側からの美しさが出てこないでいる方がいることに少しずつ疑問を感じ始めていた時でもありました。この時が私の転機だったと思います。
それまでの私は自分の身体の不調に振り回され、苦しんでいる側(クライアント側)に立っているだけでした。でも「なぜこのような苦しい体験をしているのか?この体験の意味は?」と考えた時、この体験を生かし、苦しんでいる人のためにやるべき事があると気づいたのです。
クライアント側ではなく、セラピストとして立つことが私の使命なのではないかという気づきです。
そして、以前から興味のあった筋肉とリンパの猛勉強を始めました。“気づき”から“目覚め”を感じた時です。
筋肉やリンパのスクールに通ううちに、これまでの自分とは見違えるくらい、どんどん元気になっていくのを感じました。目標ができて精神的にも強くなっていったためだと思います。心の強さを取り戻したことで、身体の健康を取り戻していったのです。
逆も言えるのかもしれません。こわばった筋肉へのアプローチ法やリンパの流し方を深く学んだことで、身体が軽くなり、心も安定してきたのではないかと。
つまり“心と身体は一体”なのです。
サロンワークをする中で、受講生を教える中で、私はこんなふうに考えるようになりました。
さまざまな悩みや体の不調をかかえるクライアントを癒すためには、さまざまな経験や人との関わりによってセラピスト自身が強くあることが必要です。
クライアントの心と身体を癒すのは、セラピストの精神的な成長があってこそなのです。
授業の中で楽しく有意義に、これまで培ってきたものを発揮することで、生徒さんと一緒に私もまた、成長していきたいと思っています。